4月中のお出掛けの様子がまだ数件ほど未報告ですが、
ゴールデンウィーク中のことを先にUPします

昨年 観た
丹波市・白毫寺の九尺藤 がとても綺麗だったので
また今年も観に行きたいなぁ・・・と思ったのですが、
遠いから長時間ドライブになっちゃうんですよね

もう少し近場で藤の名所ってないかしら?と探して
見つけた場所へGO~


約1時間ほどで到着しました。
宍粟(しそう)
市 にある
大歳神社 です

「
大歳」 は 「
ださい」 と読みます。
こちらの境内にある藤の木は
千年藤 として有名なんですって
大歳神社の千年藤は
天徳4年(西暦960年)に植えたと伝えられ、
兵庫県の指定文化財(天然記念物)に指定。
幹回りが約3.8mもある大木から枝が四方に伸び、
境内一面に広がる藤棚は約500㎡にも及ぶ。
開花期には約1m以上の花房が垂れ下がり、
境内を埋め尽くすさまは壮観です。
この情報をもとに訪れたのですが・・・

あれれ?
確かに太い幹から広がっている様子は
迫力があってスゴイのですが、

花房はそれほど長くは無い・・・ですよね

観にいらしていた他の方々も
「今年は短いなぁ」
「昔はもっと長くて綺麗だったけど」
などと口々におっしゃっていました。

なんだかちょっと拍子抜け

やっぱり遠くても頑張って丹波市まで行くべきだったかしらん

などと思いつつも、辺りを漂う藤の香りを楽しんでいたのですが、
そのうちに 例年と違った花の様子のワケを知ることができました。
関係者らしいかたが
板の張り直しをしていたせいで虫除けが出来ず、
花に虫がついてしまったので かなりの長さをカットすることになった。
今年はこんな状態で申し訳ない。とお話しされているのを耳にしたのです。

「板」というのはおそらく足元の床のことだと思います。
沢山のかたが訪れて地面を直に踏むと藤の根を傷めてしまうので、
それを予防するために板張りにしてあるのでしょう。
こちらの作業のため 藤に適切な虫除け処置が出来ず、
花房に虫がついてしまい短く切らざるをえなくなった、ということのようです。
カットした花房だけで大袋がいっぱいになったとおっしゃっていました。
残念でしたが 木自体が傷んだのじゃなくて良かったですよね。
さて、気を取り直しまして。

境内には
藤娘の像があったので

一緒にパチリ

大歳神社には神職者は居なくて、
藤の世話も含めて管理は全て氏子の方々が
ボランティアでしているのだそうです。

地域のかたに大切にされて幸せね~


きっと来年には例年通りの見事な姿を観せてくれることでしょう

駐車場について 
大歳神社の駐車場は台数に限りがあるため、
観藤期(今年は4/29~5/8)には神社から徒歩10分ほどの
臨時駐車場を利用してください。
場所は「山崎市民局跡地」です。
付近まで行けば案内看板が立っているのですぐ分かりますヨ。