2018.12.16(日)
敦賀港周辺散歩♪ vol.2 - 秋の北陸旅・35 (最終回) -
前回記事 の続き。 旅行記の 第35話 にして 最終回 です


敦賀赤レンガ倉庫 を眺めたあとは、
その横道から裏手のほうへ歩いてみました。

金ヶ崎城跡 に行こうと思ったのです。

そうそう、この公園内にあるのよね~・・・って、

え~っ、この石段を上がっていくの~


私もうそんな元気無いわぁ

というわけで、あっさり諦めることにしました~

この石段を上がった先に 金崎宮 という神社があり、
その先が 金ヶ崎城跡 とのこと。
ここは桜の名所だそうですよ~

引き返して歩いていると

旧敦賀港駅ランプ小屋 という建物があり、
スタッフさんらしき人が「どうぞ観ていって下さい!」と
小屋の灯りを点けてくれたので素通りできず
ちょろっと覗いていくことに。

1882年頃に建築されたものだそうです。

「ランプ」といっても部屋の照明というわけではなく、
汽車の灯火 (カンテラ) です。
汽車の前後に掲示するもので、
色(赤・緑)や数の組み合わせで
汽車の種類(普通・臨時・旅客・貨物、など)が
分かるようにしていたのだそうです

カンテラの燃料は石油で、
この「ランプ小屋」は燃料貯蔵庫でした。
左の部屋は


当時の様子が分かる資料などの展示室でした。
貴重なものを見せていただきありがとうございました

時刻は午後5時をまわり・・・

鉄道車両や


赤レンガ倉庫もライトアップされていましたヨ~



旧敦賀港駅舎 (再現)。
「欧亜国際連絡列車」の発着駅だったそうです。
かつては、ヨーロッパへの最短路は
敦賀港駅まで列車で来て ウラジオストク行きの船に乗り、
ウラジオストクからシベリア鉄道でヨーロッパへ、
という経路だったのだそうです。
ちなみに・・・杉原千畝 さんをご存知のかたは多いですよね?
「命のビザ」のエピソードで知られたお方。
その杉原さんが発給した日本通過ビザにより
ナチスの魔手を逃れたユダヤ人難民が
日本上陸したのが敦賀港だそうです。
「命のビザ」の複製などの展示のある
敦賀ムゼウム という建物も近くにあります。

敦賀市のマンホール。
「気比の松原」と「立石灯台」、敦賀の鳥「ユリカモメ」が
描かれたデザインです


すっかり暗くなってしまいました。
駐車場の前の芝生部分が 金ヶ崎緑地 です。
ここがペットNGじゃなかったら ここでお散歩済ませて
他へ歩いていくことは無かっただろうな。
結果的には良かったって気がします

時刻は5時半。
観光はこれで終了です。
敦賀IC から高速に乗り、京都の実家まで一気に走りました


途中、若狭辺りからまたドシャ降り


でも車内に居るから問題無いもんね~

実家へ帰り着いたのは午後8時ごろ。
当初予定していたように 輪島方面へ向かっていたなら
この時間には まだ石川県に居たかもしれなくて、
帰宅は夜中の日付け変わってからだったかも・・・

余裕持って帰って来られて良かったワ~

というわけで 全35話 、長々とお付き合いいただき
ありがとうございました





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